骨盤底筋のおはなし

女性の膀胱・子宮・直腸などの内臓を支える場所は骨盤底と呼ばれています。
骨盤底は恥骨から座骨の間にあり、骨盤底筋群や筋膜・靭帯・皮下組織などで構成されています。この中を膣、そして尿道と肛門が貫通しているのが、女性の下半身の構造です。
骨盤底には排尿と内臓を支えるという二つの機能がありますが、その力が生まれつき弱い人や、出産で痛む人、40歳を越えて運動不足で弱る人、閉経により女性ホルモンが低下し、皮下組織のコラーゲンが減少して弱る人がいます。この骨盤底のトラブルは、骨盤底障害と呼ばれています。骨盤底障害の代表的な症状は、尿漏れや子宮などの臓器が膣から出てくる骨盤臓器脱です。
 最近は、閉経後に女性ホルモンが低下して起こる外陰部のトラブルをGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)と呼ぶようになりました。
GSMの症状は、陰部のかゆみや違和感、頻尿や尿漏れ、性交痛などです。
つまり、骨盤底障害はGSMにより更に症状が悪化するのです。この骨盤底障害やGSMは正しいセルフケアをすれば、7~8割は予防が出来たり、症状の改善が見込めたりします。

<女性ホルモンの分泌量変化>
「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つの女性ホルモンのうち、女性らしさや健康、身体の潤いに関係しているのがエストロゲン
思春期から分泌量が増え始め、30代前半頃をピークに低下していき、閉経を迎えます。
25~35歳:女性ホルモンの分泌がピークに達する
45~55歳(更年期):女性ホルモンの分泌が変調し、特有の不調が起こる。
50歳前後:閉経



女性ホルモンの低下の度合いは個人差がありますが、低下の原因の一つとして「冷え」が挙げられます。
特に卵巣や子宮がある、お腹周りの冷えにより骨盤内の血流が低下し、女性ホルモンのバランスが乱れます。昔から「冷えは女性の大敵」といわれています。身体を冷やさない生活習慣へ切り替えることで女性ホルモンの分泌が整い、膣の乾燥を食い止めることに繋がります。

<骨盤底筋の仕組み>
骨盤底筋は骨盤底に位置するハンモック形状の筋肉で、複数の筋肉から成り立っており尿道、膣、肛門の入り口を取り巻いている。
これらを締めたり、ゆるめたり出来るのも骨盤底筋の働きによるもの。骨盤底筋には主に二つの役割があります。
①骨盤の内部に収まっている内臓を支える
②排泄の調整

もし骨盤底筋の衰えを放置しておくとどうなるでしょうか?
骨盤底筋には排泄コントロ-ル以外にもう一つ「支える」という重要な役割があります。
腹横筋という腹部のインナーマッスルと連携しあいながら、内臓が正しい位置にとどまるよう支えています。
加齢などで骨盤底筋が弱ってくるとおのずとお腹周りの筋肉も同時に衰えてきます。
するとだんだん内臓を支えられなくなり、内臓が下垂し下腹が出てくる、いわゆる「ぽっこりお腹」になります。
それがますます進むと「骨盤臓器下垂」、さらに悪化すると「骨盤臓器脱」(子宮脱など)になってしまいます。

このようなことにならないためにも、骨盤底筋トレーニングを今のうちから一緒に取り組んでいきましょう!


昨日はお正月休み最終日!5日間なんてあっという間でしたね~。
休み初日はワクチンの副反応でグッタリしながらもブログ更新など作業をしながらグダグダ過ごす。
翌日以降は夫も休みに入り家族全員集合したので、全てがスローペース。食事の支度や家事であっという間に時間過ぎる~
昨日の朝ご飯です。コストコで買ったものを寄せ集めた朝食💛好きすぎます(笑)


そして気付けばお休み最終日。
最終日は朝からヨガ三昧。全てオンラインレッスンではありましたが、全部で5本受けました~!パチパチパチ
やっぱりヨガは良いなぁ~。自分と向き合う時間だいすきです。

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