【更年期】本当は知らない?!更年期のイロイロ

現在、社会に出て働く女性のカラダと心を支えたいと考えて準備中ですが、やはり女性のライフステージを考える上で「更年期」はとっても大切な問題です。昨今の晩婚化もあり、更年期を迎えても子育て、親の介護、仕事に追われている女性が多くなっています。

もちろん私もそのうちの一人です。今年48歳ですが、子育て真っ最中、仕事も正社員でバリバリやっている、幸いにして親の介護はまだやっていませんがという状況です。社会の中でも責任が重くなってくる立場にもなり、多方面で手が抜けない状態で、そこにきて自分の心とカラダも何だかおかしいという事態に陥りがちです。

 そこで本日はご自身のカラダをちゃんと理解し、前向きに取り組む。正しい知識を得ることで、将来の不安を減らし、適正に対処することができるように、一緒に学んでいきましょう。

女性の人生に大きな影響を及ぼすホルモンは、卵巣から分泌される「エストロゲン」という女性ホルモンです。
これは女性の人生のうち、約40年間という期間限定で分泌されるホルモンです。

30代後半以降はエストロゲンの分泌量が徐々に減り、40代後半から更年期に入ると急激に減少し、閉経直前は乱高下し、閉経後にはなんと男性よりも低い値で一定になるのです。驚きですよね。
このようなエストロゲンの分泌量の変化に伴い、女性の心身も変わっていきます。

目次

更年期

更年期とは、閉経の前後5年間ずつの合計10年間を指します。エストロゲンがある状態からエストロゲンがない状態に慣れていくための10年間のことを指します。日本人の閉経年齢の中央値は50.5歳なので、50歳で閉経するとすれば、更年期は45歳から55歳ということになります。
更年期は女性なら誰にでも訪れます。

更年期症状・更年期障害

更年期はエストロゲンの分泌量がアップダウンを繰り返しながら減少していくため、女性のカラダに様々な不調が現れやすくなります。
これらの症状を「更年期症状」といい、ホットフラッシュと呼ばれる異常発汗やほてり、イライラ、不安感、不眠、手足の冷えなどがあります。こうした症状を感じる人は全体の6割程度と言われています。残りの4割の人は月経不順、月経がこなくなっていくという変化しか感じずに更年期を過ごします。更年期症状を感じる人たちの中で、3割弱の人は治療を受けないと日常生活がおぼつかなくなるほどの思い症状が現れます。これを「更年期障害」と呼んでいます。更年期症状は体に現れる症状とメンタルに現れる症状に大別できます。
体に現れる症状は、女性ホルモンの乱れによって自律神経のコントロールがうまくいかなくなり、血管の収縮と拡張を調節する機能が阻害されることが原因で起こります。
メンタルに現れる症状は、女性特有のライフステージ(結婚、妊娠、出産、育児など)の変化により、環境の変動が起こりやすい時期であることが更年期症状を引き起こす大きな要因と言われています。

閉経

月経が完全になくなった状態のことです。「12か月間月経がない」ことで閉経とみなします。
例えば、昨年の1月に最後の月経がきて、今年の1月まで月経がなければ、「昨年の1月で閉経した」と言えるということです。
その間に月経がきたら、そこからまた12か月間月経があるかどうかを見ます。一般的に遅くとも56歳には閉経するとされています。
閉経年齢には個人差があり、閉経してみないと更年期がいつはじまったのか分からないということです。

更年期障害と間違えやすい病気

更年期症状は体・心・外見にさまざまな形で現れます。ただ、その症状が本当に更年期によるものなのか、それとも別の病気によるものなのか、なかなか見分けがつかないことがよくあります。
その代表例が「甲状腺疾患」です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌するバセドウ病の症状には、ほてり、異常発汗、動悸などがあります。
甲状腺機能が低下する橋本病の症状には、気分の落ち込み、無気力、冷え、肌のカサつきなどがあります。どちらの病気の症状も更年期の症状とよく似ているため見分けが付きにくいので注意が必要です。
いずれにせよ不調を感じたら婦人科を受診することをおススメします。

皆さんも今一度、ご自身のカラダを見直してみて下さいね。
何をするにも健康でなければ始まりません。そして健康は何よりの宝です。
健康寿命を延ばして、いつまでも元気に過ごせるよう今のうちからしっかり取り組んでいきましょう。
今日が人生で一番若い日です!


本日もまたまた夫メシのご紹介です。この日は焼き物尽くしの夕食でした。
焼くだけ簡単、ヘルシーです。更年期真っ只中なので、これに納豆をプラスするとよりバランスの取れた食事になります。
日々の食事を意識して、健康的に若々しくいきましょ~

本日も最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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